ブルキナファソでハイタッチ

旅行から日常の記録まで(夫:2020年SFC修行完了)

【SFC修行2020】実録!ロストバゲージしたらこうなる!

前回は北京から新千歳空港に到着しました。

その様子は↓からご覧ください。

www.burkina-high.work

今回は本格的な修行第1弾の記録です。修行第1弾の行程は下の表の通りです。

日程 行程 備考
1月9日(木) NH714 CTS19:30→NGO21:25 こちらから
TUBE sq泊 こちらから
1月10日(金) C160 NGO8:35→PEK11:15 こちらから
CA977 PEK14:30→CGK21:15 こちらから
IBIS JAKARTA HARMONI泊 こちらから
1月11日(土) 3K204 CGK16:35→SIN19:30 こちらから
1月12日(日) CA970 SIN0:05→PEK6:20 こちらから
CA169 PEK8:00→CTS12:40 こちらから

《航空会社》NH…ANA CA…中国国際航空 3K…ジェットスターアジア

《空港》CTS新千歳空港 NGO中部国際空港 PEK…北京首都国際空港 CGK…ジャカルタスカルノ・ハッタ国際空港 SIN…シンガポールチャンギ国際空港

今回は4日間の修行を終え新千歳空港に到着した際のお話です。

 

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新千歳空港に到着

飛行機はほぼ定刻に新千歳空港に着陸しました。

フルフラットにして寝ていると時の流れが早い気がしますね。飛行機にタラップが取り付けられ降機します。2日ぶりの日本です、やはり修行はあっという間です。

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ボーディングブリッジを進みターミナルの中に入ります。

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千歳はやはり国際線が少ないので、今回行ってきたジャカルタチャンギ、北京と比べても非常に人が少ないので快適です。

入国審査も日本人は並んでいる人がほとんどなくあっという間にパスポートに「帰国」と押され入国します。ここまでは飛行機を降りてから3分くらいです。

入国したら次は手荷物受取です。

手荷物受取の方に進むと、何やらプラカードを掲げて便名と私の名前を呼んでいる人がいます。

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こんな感じでプラカードには今乗ってきたCA169便と私の名前が書かれていました。
これはもしかして…ついに来たか…

恐る恐るその方に名乗り出ます。

「申し訳ございません、シンガポールでお預けいただいたお荷物ですが、まだ北京にあります。」

!!!

「明日のこの便で千歳に到着するようになります」

はい、そうです。ついに私の身に降りかかってしまいました。ロストバゲージです。

正確には荷物のありかはわかっていて次の日に来ることが確定しているので、ディレイドバゲージと言いますが、これもロストバゲージのひとつです。

ロストバゲージした時の流れについて

今までそれなりの回数飛行機には乗りました。国際線もまま乗っていますし、乗り継ぎのある行程もそれなりにこなしています。

そんな私ですが、39年生きてきて初めてロストバゲージしました。ですが起きてしまったことは仕方ありません。ここからは出来れば経験したくはないけれど、不幸にも経験してしまった時のために、ロストバゲージしてしまった時の処理方法をご紹介します。

今回は荷物の積み込み忘れの場合ですが起きる理由は数通りあり、主なものとしては以下の3つがよく言われています。

  • 荷物の積み遅れ

これは荷物の積み込みに時間的余裕がなく、出発地で荷物が飛行機に積み込まれずに置き去りにされてしまうことです。この場合は次の便で目的地にやってくるのでほぼ間違いなく荷物は届きます。

今回の私はこのパターンです。

  • タグの発行ミス

手荷物を預ける際に発行されるタグの便名や行先が異なっているパターンです。この場合は荷物だけ全く違う行先に行ってしまうので、戻ってくるまでは相当時間がかかります。

  • 他人が誤って持っていく

どうしても似た形や色の手荷物が多いので起きてしまうのでしょう。実際ターンテーブルに荷物が流れてきた際にタグの番号をチェックしないで持っていく人多いですもんね。

今回は北京での荷物の積み忘れが原因でしたのでロストバゲージの中でも安心できる方と思ってホッとしてました。

①航空会社係員へ申告する

まずはこれです。今回私の場合は手荷物受取のターンテーブルに向かう前に係員がいたため、自ら申告する必要はありませんでしたが、ターンテーブルで待てど暮せど自分の荷物が出てこないという場合は航空会社係員へ申告をしてください。

②未着手荷物報告書を作成する

ここからは私が新千歳空港で体験した内容です。国や空港によって進め方が異なることもあると思いますので、その点はご了承下さい。

ロストバゲージしたことがわかったので、「未着手荷物報告書」という書類を作成します。この書類は税関審査に必要となる書類で、私の場合は航空会社職員が私に質問をしながら記入してくれました。内容は

・個人情報(住所、氏名、連絡先、生年月日、パスポート番号、同伴家族の有無)

・かばんの中に入っているもの、その金額

・かばんの種類、メーカー、色

・スーツケースロックは番号式か鍵式か

・スーツケースロックの暗証番号

を聞かれました。そして出来上がった「未着手荷物報告書」は下の通りです。

 

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このうちスーツケースの暗証番号は教えたくない項目かもしれませんが、税関審査に必要なので致し方ありません。もしスーツケースを開けるのに鍵が必要な場合は鍵を預ける必要があります。

そしてこの際に今回の行程で使用した「シンガポール⇒北京」と「北京⇒新千歳」の搭乗券とバッゲージクレームを係員に渡します。

搭乗券を記念に集めている私のような人は、残念ですが搭乗券は没収されてしまいます。

報告書を作成した後、荷物をどのように受け取るかの説明があります。私の場合は翌日新千歳空港に届き、通関した後宅配便で自宅へ送ってもらえることとなりました。

ある意味スーツケースを転がして帰るよりも、宅配便で送ってもらえることになったので、却ってラッキーかもしれません。

また今回のような場合結果として身体と荷物が別々になってしまったので、税関申告書に記入する「別送品がありますか」の欄を「はい」にする必要があります。

なお、私は必要なかったので特に申告しませんでしたが、これが旅行先で歯ブラシなどを預入手荷物に入れたままロストバゲージしてしまった場合、航空会社に申告すれば洗面道具セットなどをいただけることがあるようなので聞いてみてください。

③税関審査を受ける

先ほど作成した「未着手荷物報告書」といつも通り提示するパスポートを係員に手渡し税関審査を受けます。この際も航空会社係員が手伝ってくれます。

税関係員からは「未着手荷物報告書」に記載された内容に間違いがないかを確認された以外は特になにもなく通過することが出来ました。

税関を抜けると航空会社係員とはお別れし、到着ロビーへ出てくることが出来ました。

その後は身軽なままJRに乗り込み自宅まで戻りました。

 

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事前にやっておいてよかったこと

ロストバゲージは起きないに越したことはありません。というより起きて欲しくありません。ですが私はこうなっていもいいように、特に海外に行く時はある程度準備して行くようにしていました。

今回初めて経験しましたが、この準備は間違っていなかったと実感しました。というわけで、私がロストバゲージ対策で行っていることをお伝えします。

①必要なものは機内持ち込みにする

まずは何と言ってもこれです。これがないと生きていけない、というものはどんなにかさばっても機内持ち込みにします。では私は何を機内持ち込みにしているかというと

・パスポート、クレジットカード、現金

これは言うまでもありませんね、絶対に必要です。クレカか現金があれば現地でほとんどの物が買えます。

・ボールペン

これは海外旅行に限ったことですが、機内で出入国カードや税関申告書をもらうことがほとんどだと思います。

それらを記入する際に筆記用具が必要です。もちろん客室乗務員の方に借りることも出来ますが、手元にあると何かと便利です。

スマホの充電ケーブル、変換プラグ

今はスマホがないと生きていけませんよね、地図を見たり調べ物をしたり、grabやuberを使ったりと旅行でも必需品です。そんなスマホも充電が切れてしまったらただの板です。またほとんどの外国ではコンセントの形状が異なるので、変換プラグも持っていきます。今はスマホに限らずほとんどの電化製品は変圧器を使わなくても充電出来るようになったので便利な世の中になりましたよね。

・モバイルバッテリー

こちらもスマホ関連ですが、機内で暇つぶしをするとなると結局スマホをいじってしまうことが多いと思います。ダウンロードした動画を見たりオフラインでできるゲームをしたり、とすると意外と充電を食ってしまいますよね。

まだまだ充電ポートのない座席も多いので、これも必需品ですね。

・レンタルwifi(借りた場合に限る)

またまたスマホ関連です。海外に行く際の通信手段をどうするかにもよりますが、レンタルwifiを借りることも多いと思います。

レンタルwifiは少しかさばる場合が多いのですが、これは機内持ち込み推奨です。万が一ロストバケットした場合にこれがなくスマホだけが手にある場合、フリーwifiを探すか高い金額のかかる国際ローミングを使うかになってしまいますからね。

最近私はレンタルwifiはかさばるので、事前に海外simを買うか現地空港に着いてからsimを買うことも多くなりました。こちらのほうが圧倒的に楽ですが、simカードは小さいので、海外simを使用中に日本国内用のsimカードを無くさないように気を付けなければいけません。

日本国内用のsimを失くしたらこれは本当に面倒な問題になります。帰国後の通信手段を失ってしまいますから。

・ガイドブック(持っていく場合)

今はガイドブックがなくても旅行するのに十分な情報が手に入るようになりましたが、なんだかんだやっぱりあったら便利なのがガイドブックですよね。

持っていく場合はやはりこれも現地について手元にあると便利なので、重くてもこれは機内持ち込みにしましょう。機内での暇潰しにもなります。

・薬

これは私の特殊事情なのですが、アトピーなんですよね。アトピーの薬は切らすと痒みに襲われるのでこれは切らすことが出来ない代物です。

アトピーに限らず何かの薬を切らしてしまうと急激にパフォーマンスが低下したり、最悪死に至ってしまうような病気の方ってたくさんいらっしゃると思うんです。そういう方は必ず薬は機内持ち込みにしましょう。

・(時期によっては)コート

これは夏から冬に向かうとき(南国から冬の日本へ戻る時など)限定ですが、必ず持ち込みます。

ずーっと30℃あるような場所にいると、ついコート類は預け入れ手荷物に入れてしまいがちですが、想像してみてください。

真冬の北海道に真夏の格好をして到着し、コートを入れた手荷物が届かなかったときのことを。

もう絶望的ですよね。

以上が必ず機内持ち込みにするものです。

あとはかばんに隙間があれば1日分の下着、カメラなどを持ち込みます。

下着は変えたいですが、最悪なくても現地で買えるので、隙間がなければ入れません。

紙の下着も売ってますしね。(某旅番組を思い出しながら)

②現地の事情をリサーチする

これは特に乗り継ぎがある場合ですが、ロストバゲージが発生しやすい空港、航空会社というものがあります。

私が今回利用した北京首都空港は、乗り継ぎ時間が短い場合結構な確率で荷物の積み込み漏れが起きるということをリサーチしていました。

そのため万が一のことを考えて暑いシンガポールで、チェックイン前にセーターを着てダウンジャケットを手に持ち出国しました。

もし北京で積み込み漏れが起きる確率が高いということを知っていなければ、私はきっとコートを預け入れ手荷物に入れ、千歳空港についたあと絶望に陥れられたことでしょう。

まとめ 飛行機に乗るときは最悪のことを考えて準備しよう

今回は荷物の所在も把握できており、ただ荷物が遅れるだけかつ帰国時だったのでほとんど害はなくむしろ思いスーツケースを運ばず宅配便で届けてもらえるというある意味運がいい展開となりましたが、これが旅行の始まりだったり、荷物が出てこなかった場合は大変面倒なことになります。

なお、今回私はこのまま帰宅するだけだったので特に申請しませんでしたが、緊急の場合は係員に申請するとトラベルキット(歯ブラシなどが入ったもの)をもらえる場合があるので、聞いてみる価値はあるでしょう。

またロストバゲージが原因で購入した衣類などは保険や航空会社が賠償してくれるケースがありますので、レシートは忘れずに取っておきましょう。(その申請がまためんどくさいようですが…)

経験談は検索すると沢山出てくるので、興味がある方は調べてみてください。

ちなみに荷物は帰国の翌々日に無事にクロネコさんが届けてくれました。ありがとうございます。

 

今回は実際に私が体験したロストバゲージついて書いてみました。

 

これにて海外修行記は終了します。読んでいただきありがとうございました。

次回はこのご時世で何を記載していいものか迷っています。リクエストございましたらコメントに残していただくと喜びます 笑。

 

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