前回のブログ更新から1ヶ月が経ってしまいました。
前回はセンチュリーロイヤルホテルの滞在記を更新すると言っておりましたが、全く違う記事になってしまいました。
今回緊急事態宣言解除を受けてSFC修行を再開した際に阿蘇くまもと空港へ行きました。色々と検索をしてみたのですが、仮ターミナルでのラウンジ「ASO」についての紹介がほとんどないように見えたので、今回はその様子をご紹介します。
阿蘇くまもと空港とは
阿蘇くまもと空港は正式名称を熊本空港と言います。熊本市内はもちろん熊本県内各地が目的地の場合や宮崎県の高千穂へ向かう場合もこの空港が近いです。2018年度で年間346万人が利用しており、日本では13位の旅客数となっています。
そんな阿蘇くまもと空港ですが先ほども書いた通り現在ターミナル建て替えのため2020年4月7日に仮ターミナルへ移転しています。新ターミナルの完成は2023年から使用開始予定となっているため、これから3年間は仮ターミナルを使用することになります。
阿蘇くまもと空港の仮ターミナルについて
阿蘇くまもと空港の仮ターミナルは、今までのターミナルの隣に建っており元のターミナルの約3分の1の規模となっています。
また3年間の暫定運用ということもあり、プレハブ作りと簡素な構造となっています。
外観もこの通りプレハブ作りとなっています。
チェックインカウンターの様子などは写真を撮り忘れたので、下のリンクよりご覧ください。
プレハブの建物、むき出しの鉄骨となんだかLCCターミナルのようです。
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仮ターミナルに空港ラウンジはあるのか?
結論から言うとあります。
ありますが阿蘇くまもと空港には元々ラウンジが3箇所ありました。
①ANAラウンジ
③空港ラウンジ「ASO」
このうち①と②は航空会社のラウンジで、各航空会社のプレミアムクラスやファーストクラス搭乗時または上級会員が入れるラウンジです。そして③は対象クレジットカードを持っている方やお金を払えば誰でも利用出来るラウンジです。
そして今回仮ターミナルに移転するにあたり、①と②の航空会社ラウンジは一時閉鎖となり③の空港ラウンジ「ASO」のみ仮ターミナルに入ることになりました。
そのため現在空港ラウンジ「ASO」は航空会社ラウンジも兼ねる形となっています。
空港ラウンジ「ASO」の場所
今までの空港ラウンジ「ASO」は保安検査場の前にありましたが、仮ターミナルの空港ラウンジ「ASO」は保安検査場を通り過ぎた後にあります。これだと搭乗開始時刻の直前までラウンジで寛げるのでいいですね。
保安検査場を過ぎるとすぐ目の前にお土産屋さんが見えますが、左手に進みお土産屋さん左後ろを見るとラウンジがあります。
初めていくとちょっとわかりにくい場所にありますので阿蘇くまもと空港国内線ターミナルの地図を貼っておきます。
下の画像は赤丸の位置から撮った写真です。
くまモングッズコーナーの左がラウンジの入り口です。
こちらが入り口です。
入り口には利用可能なクレジットカードが掲示されており、またANA・JALの航空会社ラウンジを兼ねていることも記載されています。
早速中へ、ラウンジ内の様子
まず受付でクレジットカードと搭乗案内を見せると下のような紙をいただき中へ通してもらいます。
なんと、ビール1杯無料です。セントレアのカードラウンジもビールが飲めますが熊本も飲めるんですね。
では早速中に入ってみます。中に入って右側にはドリンクコーナーがあります。
ソフトドリンク、コーヒー、そしてビアサーバーがあります。
ビアサーバーは3台、コーヒーマシンは2台あるのですが利用客数が減っているためかそれぞれ1台ずつしか利用出来なくなっています。
反対側にはおつまみやティーバッグが用意されています。
ビールは1杯だけですが、ソフトドリンクは飲み放題です。
ラウンジスペースは、奥の方に1人ずつ仕切られたカウンターにコンセントがついた席があり、手前にはカウンター席があります。
奥のカウンター席の方が充電が出来るので何かと便利だと思います。
ラウンジを出るとすぐ搭乗待合室
今回仮ターミナルになりラウンジが保安検査場内になったことで、大きな利点が出来ました。
それはラウンジを出たらすぐに搭乗待合室があるということです。カードラウンジの多くは搭乗待合室の外にあるので、保安検査場の混雑状況を考えながらラウンジから出る時間を考えなければなりません。
例えば私がよく使う新千歳空港のカードラウンジもご多分に漏れず保安検査場外にあります。
そして現在の状況は別として、コロナ前は保安検査場に長い列が出来ていることも珍しくありませんでしたので、それに並ぶ時間も考えて(2~30分程度)ラウンジから出るようにしていました。
そうではなく、搭乗開始時刻の2,3分前に出ればいいというのはとてもありがたいです。
搭乗待合室の様子
搭乗開始時刻が近づいてきたので、搭乗待合室へ移動します。
仮ターミナルだからか天井は配管むき出しで、よく言えば最近流行りのインダストリアル、直感で言えばLCCターミナルのような作りをしています。
前の国内線ターミナルは2~7の6つの搭乗口がありましたが、仮ターミナルは8,9,10と搭乗口が3つになっており、その手前の改札機があるゲートは101~105の5ゲートがあります。
そのため以前と比べると搭乗口は半減しており、搭乗待合室も手狭です。
上の画像を見ていただければお分かりいただけると思いますが、ひたすらに椅子が並べられています。
今はこの状況なので全く問題なく捌けていますが、もしこのコロナがなかったら、また需要が以前と同じくらい回復した際には完全にキャパオーバーになるのではないでしょうか。
また、搭乗待合室がこのような状況なので、ラウンジも恐らく相当混み合うことになると思われます。
まとめ
今回は阿蘇くまもと空港仮ターミナルのラウンジについて紹介してみました。
ラウンジの立地は今までのターミナルと比べてとてもよくなったのですが、どうしても仮ターミナルなので、その他の条件は悪くなっています。
今回写真を撮り忘れてしまいましたが、チェックインカウンターや手荷物預入れカウンターもとても狭くなっています。
そのため今後本格的に需要が回復した後に阿蘇くまもと空港を利用される方は時間に余裕を持った行動をオススメします。2023年まではこの状態が続くと思われます。
次回はいい加減センチュリーロイヤルホテル宿泊記の続きを上げたいですね(希望)
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