ブルキナファソでハイタッチ

旅行から日常の記録まで(夫:2020年SFC修行完了)

【新婚旅行は砂漠で野営だよ!?旅行記④】フランクフルトからパリへ

前回ようやくフランクフルトに到着しました。

前回の旅行記はこちら↓
www.burkina-high.work

 

フランクフルトからパリシャルルドゴールへ

フランクフルト空港からパリ行きへ無事に乗り継ぎをし再び機中の人となった我々。今回はEU内路線のため機材はA321、座席は3列-3列の小さい飛行機です。

乗客を見るとほとんどがビジネスの方々で、搭乗率は40%位とそれなりに快適なフライトになりそうです。

離陸後すぐに軽食とドリンクのサービスが始まります。

軽食は昔日本の国内線でも軽食が出ていた頃(覚えている方、あるいは知っている方どの程度いるのでしょうか。)に出てきたようなサンドイッチとソフトドリンクが配られました。

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味は、まあご想像にお任せします。

妻はお腹がいっぱいだったのか全くサンドイッチに手を付けなかったのですが、客室乗務員の方に「あら、食べなかったのね?」という顔をされたのが印象的でした。 

1時間半程度のフライトなのであっという間にパリシャルル・ド・ゴールへ到着しました。

 シャルルドゴール空港はターミナルが3つあり、ルフトハンザを含むスターアライアンスの航空会社は第1ターミナルに到着します。

 

シャルル・ド・ゴール空港第1ターミナルは必見

あの不思議な形をした第1ターミナルです。こんな形をしています。

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上から見るとこんな形です。

シャルル・ド・ゴールの第1ターミナルと言えば特徴的なドーナツ型のターミナルで、ターミナルの真ん中を行き来するチューブのようなエスカレーターの画像を見たことある方も多いのではないでしょうか。これを見るのも今回の旅の目的の1つです。

過去シャルル・ド・ゴールには1度来たことがあるのですが、その時は第2ターミナル利用だったので第1ターミナルは始めて足を踏み入れます。

全くの余談ですが、前回シャルル・ド・ゴールの第2ターミナルを利用した2ヵ月後に「シャルル・ド・ゴール空港の天井が崩れ落ちました」というニュースが流れました。事故がちょっと早く起こっていたら、と思うとゾッとします。

j.people.com.cn

(人民日報のリンクしか見つけられませんでした。。。)

さて、完成時は近未来的と言われた第1ターミナルですが、1974年の開港からあるターミナルなので築40年以上経っています。老朽化も進んできているため、現在あちこちで改装工事中のようです。

そんな第1ターミナルですが、搭乗口はすべてメインの建物から離れたサテライト、上のgoogle mapで言う台形をした建物です。

メインと建物とどう繋がっているかと言うと誘導路の下を動く歩道が繋がっており、メインの建物に入ると例のチューブのエスカレーターで上の階に上がり手荷物を受け取るという流れになります。

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無事に関空で預けた荷物を受け取り、これからパリ市内へ向かいます。

 

シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へ

シャルルドゴールからパリ市内への行き方は複数あり、まずタクシー、空港送迎、バス、鉄道とありますが我々は鉄道で行きました。

パリにはRERという郊外鉄道とメトロ(いわゆる地下鉄)の2種類の市内交通の鉄道があります。このうちRERのB線がシャルル・ド・ゴール空港へ乗り入れており、このB線はパリ市内を北から南へ縦断している路線でパリ北駅やシャトレを通りオルリー空港へのアクセスにも利用できるので、利便性が高いのですが途中治安がよろしくない地域を通ることもあり空港利用客を狙った強盗やスリが多発しているので利用の際はご注意を。在フランス日本大使館も注意喚起をしています。

www.fr.emb-japan.go.jp

このRERのB線はシャルル・ド・ゴール空港の第2ターミナル下が始発となるため、まずはCDGVALというターミナル間を結ぶシャトルで第2ターミナルへ移動します。

(本当は第1ターミナルからだと第3ターミナルからRERに乗るほうが近いのですが、始発から乗ったほうが座れるであろうと思い第2ターミナルまで行きました。)

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無事に第2ターミナルへ到着しRERのきっぷ売場へ向かいます。

このような窓口です。 

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今夜の宿はパリ北駅の近くなので、パリ北駅(Gare de Nord)まで行きます。

窓口では「Gare de Nord 2tickets plese」と言えば発券してもらえました。

こちらが切符です。シャルル・ド・ゴール2からパリ、9.5ユーロと書いてあります。

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その後は改札を通りホームへ降ります。

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このように列車の停車駅がスクロールして流れるのでわかりやすいです。

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車両に乗り込み一路パリ北駅を目指します。

列車は各駅停車、夕方の退勤時間帯で郊外から都心に向かう方向にもかかわらず、一駅ごとに乗客は増えていきます。

途中駅から乗ってきた若い女性が隣の席に座ったのですが、手にしていたiphoneの画面がバキバキに割れています。画面を割れたまま使うのは万国共通のようです 笑

そして前にパリへ来たときは車内アナウンスがなかったので、今回も駅名ちゃんと見ながら乗らないとと思っていたのですがいつの間にかアナウンスするようになっていたのですね。

シャルル・ド・ゴールから約30分、地上から地下に入るともう間もなくパリ北駅です。

 

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パリ北駅に到着、ホテルにチェックイン

列車を降り改札を抜け駅舎を抜けるとそこはパリの街並みが広がっています。

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妻は初めてのヨーロッパ、というより韓国に続いて2回目の海外旅行、建物や街の雰囲気が全く違うこともあり感動している様子でした。

北駅周辺は治安が悪いと言われていますが、私個人はそこまで治安の悪さを感じませんでした。ですが駅構内ではしょっちゅうスリやひったくりなど起きているようなので、身の回りには十分注意してください。また周辺はアラブの方々が多く住んでいるので、アラブ料理のお店があったりケバブ屋があったりと他の地区とは雰囲気がちょっと違います。(悪いということではない)

北駅から歩くこと5分程度、夜20時ころ今夜の宿泊地 Hotel de l'Europeに到着です。物価の高いパリにあって1泊5000円台で泊まれる、交通が便利ということで選んだ宿でした。

今調べてみたら、ここは「Hotel Lena」という名前になっているようです。

www.lenahotel.com

ホテルはパリの安めのホテルにありがちな、古い小さな、「これ本当に壊れないよな?」と自問自答しながら乗るエレベーターが付いた、廊下と階段が軋むホテルです。(←わかる方いますかね?)

部屋はきれいにリノベーションされていて、寝泊りには不便さはあまり感じませんでしたが、シャワールームの狭さはなかなか厳しかったです。

部屋に荷物を置いた後とりあえず夜ご飯でも食べようか、ということで北駅周辺のレストランに適当に入りご飯を食べようと思うもそこまで食欲がありません。

よくよく考えればパリは21時でも日本時間はもはや朝5時、考えれば機内で寝たとは言えほぼ完徹している状態でした。そのため少しだけ食べた後はホテルに戻り爆睡を決めました。24時間ぶりのベッドはやはり気持ちいいです。

 

パリのクロワッサン、バゲットは美味しい

一夜明けて12月4日、朝7時起床。12月のパリの日の出は遅く外はまだ真っ暗。

パリは稚内より北にあるので、冬は日がとても短いのです。この時期の日の出は大体8時24分、日の入りは16時56分だそうです。どうりで暗いわけです。

朝食が付いているので朝食会場へ向かいます。

朝食会場には我々しかいませんでしたが、親切なおじさんが対応してくれました。しかもこのおじさん簡単な日本語ができ、「オッハヨウゴザイマス、coffeeかtea?」と聞いてくれます。私はコーヒー、妻は紅茶を頼むとまずバスケットに入ったバゲットとクロワッサン、オレンジジュースを持ってきてくれます。その後ポットに入ったコーヒー紅茶を持ってきてくれました。

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まずはクロワッサンを一口、、、

うん、さすがフランスです。安宿でも美味しい!

続いてバケットを、、、

これも美味しい!

これだけでパリに来た価値がありました。ですが朝食を食べたらもうパリは出発です。

朝食を食べたら一回部屋に戻り荷物をまとめてチェックアウトします。

チェックアウトも先ほどのおじさんが手続してくれます。

お「モウチェックアウトネ?Where are you going next?」

夫「Next? Go to Morocco.」

お「Oh, Morocco! Very good place!」

夫「Oh,Been to Morocco?」

お「Yes! Very interesting!!」

次への期待が高まるような会話をしつつ手続をしてくれます。

お「り、、、れ、、、What is this in Japanese?」

夫「あー、領収書!」

お「Yes,領収書」

と言いながら領収書をくれました。別れ際に「また来年」と言われましたが、あれからもう6年パリには行っていません。。。また行ってみたいな、パリ。

 

パリ北駅からオルリー空港

昨日の夜来た道を再びパリ北駅へ向かい今度はオルリー空港へ向かいます。

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12月ということもありクリスマスの飾りつけがされているパリ北駅からオルリー空港へはRER B線でアントニーという駅まで行き、そこからORLY VALというシャトルに乗り換えて向かいます。

切符はオルリー空港まで通しで買えますので、それを買いました。

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昨日乗ってきたRER B線で今度は南行きに乗り込みます。北駅からおよそ30分でアントニー駅に到着です。ここからオルリーヴァルに乗り換えるのですが、パリ中心部方向からくる場合は一番後ろの車両に乗るのが乗り換えに便利です。

我々は前のほうの車両に乗ってしまったのでホームの端から端まで歩きました。

オルリー空港には西ターミナルと南ターミナルがあるので、自分が利用する飛行機がどちらのターミナルか確かめてから利用するようにした方が良いかもしれません。駅はどちらのターミナルにもあります。

我々はこの時までオルリー空港にターミナルが2つあることを知らず、オルリーヴァルに乗り込んで路線図を見て初めて知ったので、急いでどちらのターミナルか調べました。エールフランスは西ターミナルです。

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初めての空港で90分前到着は怖い

9時ころオルリー空港に到着、飛行機の出発は10時30分、そうです、国際線に乗るというのに空港に来たのは1時間半前、しかも初めて利用する空港で。今考えるとなんてリスキーなことをしたのでしょうか。

まあまずはチェックインです。チェックインカウンターへ向かう道すがらマカロン専門店があり、チラッと見ただけでも美味しそうで。。。もし時間があったら戻ってこよう、まずはチェックイン、と心を鬼にして向かいます。

オルリーでは自動チェックイン機でチェックインを行います。画面に従って手続きを進めます。パスポートをスキャンして座席を選び搭乗券を発券、続いて「手荷物は何個ですか?」と聞いてくるので個数を入力すると手荷物タグが印刷されるので、それを自分で荷物につけて手荷物預けカウンターへ持っていきます。

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ここまではよかったのですが、カサブランカ行きの手荷物預けカウンターが見つかりません。どこだ?と探すとエールフランスのカウンターを発見、手荷物を預けようとすると「ここじゃない」と言われカウンター番号を教えてもらいそちらへ向かうと長蛇の列が。あー、さようならマカロン。。。

じわじわと列は進み、あと2組というところで前に並んでいたフランス人の方に話しかけられます。

フ「ベラベラべらべらベラ・・・」

夫「Oh,Je ne parle pas français.(私はフランス語を話せません)」

↑なぜかこの言い回しだけ覚えていたのです。あと話せるフランス語は「ボンジュール」「メルシー」「お会計お願いします」だけです。

フ「OK, Where are you going?」

夫「Casablanca」

フ「Where they go?」

と今手荷物を預けている2人組を指して聞いてきましたが知らんがな。

夫「I don't know」

と答えると「そっか」といった感じで会話は終了しました。

どこに行くかわかったところでどうするのでしょうか?とブログを書いていて今思いましたが、安心したかったのでしょうか?手続きギリギリの時間で、自分と同じ行先の人がいると安心しますよね?「あー、あの人も〇〇に行くのなら間に合うわー」のような。きっとそうだったのでしょう。なんたって我々もギリギリでしたから。

そして我々も荷物を預けます、この時点で出発1時間の9時半、搭乗時刻30分前を切っていました。

この後は出国審査です。出国審査も長蛇の列、これはまずいです。見た感じ30分以上かかりそうな雰囲気です。フランクフルト空港の経験を活かし順番を譲ってもらおうとチラッと前の方のチケットを見ると、我々より早い飛行機でした。。。譲ってなんて言えません。

 列に並んで待ちます。ただただ待ちます。待ちました、ようやく我々の順番が来ました。

出国審査官は日本のパスポートを見ると笑顔で「お元気ですか?」と言いながら出国のスタンプを押してくれました。

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「お元気ですか?」と言えば中山美穂さんはこの頃はパリに住んでいましたね、どうでもいい話しですが。

さらにどうでもいいことですが、中山美穂さんとやっと会えたのは昨日行ったシャルル・ド・ゴール空港でしたね、どうでもいい話しですが。

出国出来たのは搭乗時刻を10分過ぎた10時10分、急いで搭乗口へ向かいます。搭乗口に到着するとまだ搭乗は始まっていませんでした。よかったです、間に合いました。

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そして沖止めなのでバス移動です。 

というわけでようやくパリから出国しました。次回はついに砂漠に近づく(はず)。

更新しました、だいぶ砂漠に近づきました。↓からご覧ください。

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